この記事の概要
WIXからドメインをエックスサーバー に移管する際の手順と、問題点など。
・手順の内容
- WIXからドメイン移管申請
- WIXからドメイン移管認証コードがメールで届く
- エックスサーバーにてドメイン移管申請
- 約1週間でドメイン移管完了。(WIXサイトは無料ドメインになるが、閲覧は可能)
・問題点など
手順の内容
1.WIXからドメイン移管申請
WIXのアカウントページから、「ドメイン」を選択。(添付はすでに独自ドメインを移管完了した状態の画面)
該当するドメイン横の「・・・」 アイコンをクリックし、「ドメインを外部レジストラへ移管する」を選択。
※公式ページでは、「WIXから移管」を選択と書いていますが、現在は記載が変更されている。
2.WIXからドメイン移管認証コードがメールで届く
アカウントに登録されたメールアドレスあてに、以下のようなメールが届くので、コードをメモる。(有効期限は7日間)
WIX側でやることは基本的にここまで。
※有料プランの自動更新の解約などは別途対応要。
3.エックスサーバーにてドメイン移管申請
エックスサーバーの管理画面から、以下の「ドメイン移管」を選択。
次に、移管したいドメインを入力し、検索。
次に、WIXの認証コードを入力する。
また、画面右側にあるとおり、この段階でドメインの登録料の支払いが発生する。
次の画面で支払い方法の登録に進んでいく。
支払い処理を行うと、ひとまず移管申請は完了。
【注意点】
ドメイン移管を申請して、(まだWIXにドメインが残ったままのはずなのに)WIXの元サイトを見れない時間帯が1~2時間発生した。
WIXで頻繁に商材を決済しているサイト(そんなにないと思うが)の場合は注意が必要。
4.約1週間でドメイン移管完了。
移管申請後、1週間(土日含む)で移管完了した。
公式サイトでも最大7日とあったので、その程度の余裕をもっておく必要がある。
ドメイン移管完了後に、エックスサーバーの管理画面でネームサーバーを変更し、全ての手続が完了する。
問題点など
今回の案件の状況は以下のとおり。
・WIXサイトからドメインを移管するが、実際に7日で完了するか不明。
・急ぎなので、すぐに新サイトに移したい
・とはいえ念のため、WIXサイトをしばらく使えるようにしておきたい。
これらを踏まえ、テストサイトで新HPの中身を作りながら、ドメイン移管申請も同時に進めた。
【発生した問題と対応】
[問題1]
ドメイン移管が終わったら、WIXサイトが従来のURLでは見れなくなった。
(エックスサーバーで、ネームサーバーを切り替えないなら大丈夫と勘違い)
(新サイトが完成していなかったため、WIXサイトが必要)
[対応1]
エックスサーバーにて、「サイト転送設定」を行った。
(転送先URLは、WIXの無料ドメインURL)
[問題2]
対応1のサイト転送設定が反映されるまでに約1時間かかった。
その間、旧サイト・新サイトいずれも閲覧できなかった。
[対応2]
時間経過
[問題3]
サイトURLへのリスティング広告が、審査を通らなくなった。
[対応3]
「サイト転送設定」が問題だったため、新サイト公開後に解除した。
改めてリスティング広告を再申請した。
他の対応方法
・そもそも、サイト完成後にドメイン移管申請を行うのがもっともスムーズ。
・サイトをどこに構築すると、ドメイン移管時にスムーズに移行できるか?
パターン① エックスサーバーの初期ドメイン(.xsrv.jp)にて構築する。完成したら、エックスサーバー管理画面「WordPress簡単移行」から移行する。
パターン② 自分のサーバーなどのテストサイトに構築する。完成したら、All in one WP Migrationで移行する。
今回は②を実施したが、パターン①のほうが楽。(当時気づかず)
①なら、プラグイン「All in one WP Migration」が不要な上、同プラグインのアップロード上限も気にしなくて良いため。
初期ドメイン(.xsrv.jp)で運用しているWordPressサイトを独自ドメインに移行する
無料期間の活用方法
永久無料ドメインなどのキャンペーンは、「サーバー料10日間無料期間」といった無料サービスの適用中は申請できない。
では、「サーバー料10日間無料」と「永久無料ドメイン」といったキャンペーンは併用できないのか?というとそうでもない。
今回の案件では、まずサーバー料10日間無料を適用しつつ、ドメイン移管は普通に申請した。
そのため、ドメイン料は一旦支払う必要がある。
ドメイン移管完了後、かつ、サーバー料10日間無料期間後(=サーバー料発生後)に、お問合せにて「サーバー無料期間中だったのでドメイン永久無料が申請できなかったが、今から適用したい」と連絡すると、対応してくれる。
手間をかけるほどのメリットがあるかはともかく、併用可能であった。
以上