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楽天証券のポイント投資の効果

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楽天証券を使ってつみたてNISAなど長期的な資産形成を行う人なら、ポイント投資を設定している人も多いと思います。

ポイント投資がどのくらいの効果があるのか、何となくわかりにくかったので、少し調べてみた結果を報告します。

結論としては、積立投資から得られるポイント上限500ポイント=500円をひたすら積み立てて、利息がちょっと付く、みたいな効果でした。
何となく、「運用利回りが1%上がる」ような効果があるのではないか、との願望もあって、そう思い込んでいたのですが、そうではなかったです。残念。
そのため、めっちゃすごい、というほどの効果ではないです。が、普段から楽天経済圏で買い物する人にとっては、思いのほか効果が上がると思いますので、その点にも触れていきます。

【設定】
投資額:月50,000円
投資期間:10年
利息:3%

上記の設定を共通にして、
①投資額50,000円の場合
②投資額49,500円の場合
とを比較してみました。

①の50,000円はともかく、②がなぜ49,500円かというところから触れていきます。

まず、楽天カードを使って積立投資する場合、ポイント付与の対象となる上限額は50,000円です。そして、楽天カードで50,000円を積み立てると、500ポイントが付与されます(ポイントアッププログラムは考慮せず)。で、ポイント投資に全て使うとして500ポイント=500円の現金が節約できます。
ポイント投資は、毎月500円の現金を節約しながら投資するという効果を得ることができます。

ポイント投資が1%のポイントで回るとしても、利回りが1%増えるわけではないというのは冒頭に書いたとおりです。利回りは資産が増える率ですが、ポイント投資のポイント率は現金の節約率に過ぎないため、毎月の投資額は同じ、利回りも同じ、最終的な運用結果も同じです。

とはいえ、毎月500ポイント=500円のメリットと言ってしまうには、何となく違和感が残ります。利息とかはどうなのか?といったあたりです。
で、ポイント投資のメリットを検討するにあたり、「毎月49,500円余裕があるから投資に回そうかな」というかなり細かいシチュエーションを想定して、毎月①の50,000円の例と比較すれば、そのメリットを算出できると考えました。

その結果が、以下の表です。

rakutenpoint

500円×12か月×10年で60,000円が元本差額と考えると、利回り部分が17,793円といったところでしょうか。

やはり、500円の積立を3%の利回りで運用しただけ、さほどでもないですね。

ところが、です。楽天証券のポイントアッププログラムは、普段の買い物や投信の定期購入方法を工夫すると、ポイントを3倍程度までは増やせます。そうなると、差異は77,793円の3倍相当である「233,481円」まで跳ね上がります。さらに積立期間を20年にすると、、、と検討の余地がかなり大きくなってきますよね。

【まとめ】
楽天証券のポイント投資は、これだけで楽天証券と決めるほどのインパクトはありませんが、楽天経済圏を使う人にとっては地味に効くことは間違いありません。
証券会社の比較のとき、検討要素の一つにはなると思います。

※以下のサイトを使って計算しました。https://keisan.casio.jp/exec/system/1254841870

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わがい

プログラミング(Web制作)・ライティングに携わっています。 いくつかの会社で勤めて、2020年にフリーランスになりました。 苦手なことを避けつつ、好きなことで働けるような環境作りをめざしてコツコツやってます。 HTML/CSS/JSのほか、WordPress制作、特にElementorやSnow Monkeyといったローコードを用いた短納期での制作が得意です。 また生活・健康の水準を高めるため、米国株投資や筋トレもやってます。

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