NISAのデメリット、どの投資信託がよいか

chart

別の記事では、主にNISAのメリットとNISA同士を比較の上、つみたてNISAをお勧めしました。

今回は、NISA全体のデメリットについてです。

1.NISAのデメリット

無印NISA、つみたてNISAに共通するデメリットは以下のとおりです。

<共通のデメリット>
 ×元本割れの可能性がある
 ×損益通算できない
 ×繰越控除ができない
 ×金融機関の変更は1年に1回まで、しかも煩雑。
 ×購入時より値下がりし、且つ、非課税期間終了後に値上がりした場合、課税
  されるリスク

とうとう元本割れが出てきました。これこそが、NISAどころか投資そのものが日本で広まらない根本原因です。2つ目以降のデメリットは、すでに投資している人にとっての注意点のようなものです。

基本的に、NISAではこの元本割れのリスクは避けられません。しかし、そのリスクを低減するような選択肢はあります。それが次にご説明する、商品選びになります。

s512 f event 35 0

2.どの投資信託がよいか

NISAに元本保証の商品がない以上、NISAのメリットを享受しつつ選択するべきは、できるだけ低リスクな商品という、至極当然な結論になります。

とはいえ、投資をする以上リターンを期待したいのも人情です。つみたてNISAでは、そもそも長期的投資に適した投資信託ばかりが選ばれていますが、その中でリターンがそこそこ期待できるものを考えていきます。

そこで重要になるのは、その投資信託が「どの資産(地域・市場、株式/債券)を扱うか」「コストがいくらか」の2点です。

高齢化と人口減少で閉塞感のある日本よりは、米国のほうが調子がよいのでリターンも期待できる気がしますね。米国一辺倒ではちょっと、、、と感じるなら、先進国全体、それか全世界株式をあつかう投資信託という選択もあります。

ここでいうコストは証券会社への報酬です。長期的投資が複利効果により雪だるま式にメリットを拡大するように、コストが高いほど長期的な投資結果を大きく損ねることになるため、極力低コストなものが優先されます。

その上で、これまで多くのブログや雑誌を調べてみましたところ、以下のものが適していると判断しました。いずれもっと詳しく分析したいと思います。

 ・楽天全米株式インデックス
  : アメリカは起業家精神旺盛で、投資環境が整っており、長期的な経済拡大が期待できます。また、コストが非常に低く、長期投資に適しています。

 ・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  : 米国株式を50%以上含みつつ、一定程度のリスク分散を行うことが可能です。信託報酬が非常に低く、長期投資に適しています。

 ・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  : 世界全体に投資するという、インデックス投資の真骨頂のような商品です。各国の税金などもあり、上記2つに比べると実質コストが余計にかかりますが、全世界株式という資産クラスでは最も低コストです。

上記はいずれもリスク・リターン・コストを含めたバランスが良く、私も実際に購入を検討したものです。最終的にはリターンを(若干ですが)重視し、楽天全米株式インデックスを選択し、実際に積み立て中です。この動きは定期的に記事に掲載していきます。

なお、いずれかの投資信託でNISAを開始したとして、積み立てている投信を途中で変更することは可能です。ただ、iDeCoと異なり、スイッチング(積立してきた金額そのものを、次の投信に持っていくこと)はできません。つまり、”今後”積み立てる投信を変えることができるという制度です。

3.まとめ

水瀬ケンイチ氏が「私のときはこんな優遇制度はなかった。うらやましい」と言われており、何となくの投資への拒絶感からNISAを活用しないのはもったいないことだと思います。住宅ローンというリスクを背負える気概がある方なら、つみたてNISAのような少額を積み立てていく投資は比較的手を出しやすいのではないでしょうか。

Share
Share on facebook
Share on twitter
わがい

わがい

プログラミング(Web制作)・ライティングに携わっています。 いくつかの会社で勤めてきましたが、最近フリーランスになりました。 健康にも気を配りつつ、自宅の机でコツコツ仕事しています。 最近の気付きは、本業より米国株投資のほうが稼げて楽しいということ。

最近の記事

ページ内目次