[st-kaiwa1]デジタル化応援隊って補助金制度(?)が使いやすいらしいけど、どんな制度で、登録はどうするんだろう?[/st-kaiwa1]
こんな疑問に答えます。
目次です。
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①デジタル化応援隊とは
②登録方法について
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この説明をしている僕は、Web制作のフリーランスとしてこの制度に登録し、約120万円の売上を達成しました。
✅案件対応*2
✅ZOOM*1
✅オンライン営業*23月の売上が100万を超えました。
(すべて補助金でブーストのかかった案件です)ローコードが主体のスキル感ですが、継続していると、こういうこともありますね☺️
そして、今のところ4月は案件ゼロです😌
まだまだですね。— わがい@40代からWeb制作 (@igawayoshihisa) March 20, 2021
この記事を読み終えると、制度の概要と登録に必要なことが理解できるようになります。
国が用意してくれた制度をフル活用して、お客様とWIN-WINを作り上げましょう。
①デジタル化応援隊とは
登録についてのご説明の前に、簡単に「中小企業デジタル化応援隊事業」について触れていきます。
概要
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全国の中小企業等・小規模事業者のさまざまな経営課題を解決する一助として、・・・フリーランスや兼業・副業人材等を含めたIT専門家を・・・選定し、その活動を支援する取り組み
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と公式サイトで記載されています。
制度の大枠としては、事業主からの案件を受注者(フリーランスOK)がサポート⇨審査を経て補助金(正式には”謝金“)がでる、という内容です。
ちなみに、気になる謝金の額は「受注者の時給のうち500円が事業主負担、残りが謝金=国負担」となります。
謝金の割合がもっとも高くなる時給4,000円で計算すると、3,500円が謝金、500円がクライアント負担となります。
なんと最大87.5%が補助されるという驚異的な制度です。
これは活用するしかありませんね!
イメージは補助金のあるクラウドソーシング(ただし請負ではない)
おおざっぱな表現ですが、案件の探し方は、補助金(謝金)のあるクラウドソーシングに似ています。
ただし、クラウドソーシングのように請負(こちらで制作して納品)というのは不可です。
専用サイトにクライアントの案件が並んでいるので、IT専門家はそれを見て提案を行う、という仕組みになっています。
(以下サンプル画面)
HP制作だけでなく、ECサイト、デジタルマーケティング関連も多数あります。
特徴(メリット・デメリット、他の制度との違い)
クラウドソーシングに似ているとはいえ、請負が不可であるほかにも様々な違いがあります。
逆に、他の官公庁の制度とも異なる(とっつきやすい)点もあります。
ざっと列挙しますと以下のとおりです。
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- 登録の時点で審査がある
クライアントと受注者の両方が登録必須です。申請から1ヵ月1~3日ぐらい。(2021/5/27時点の情報) - 受注のタイミングで審査があり、完了時にも審査がある
やはりクラウドソーシングよりは手順が多め。 - オンラインで手続が完結
登録申請もオンラインで完結という、官公庁の制度では珍しい仕組みになっています。 - 中間報告に、ビデオ会議の画面キャプチャが必要、などの要件がある
オンラインで支援していることを証明するための手順です。 - 準委任契約(時間単価)
準委任契約のため、HP制作やデザイン作成等の「請負」は適用不可です。時間単位の支援であれば適用可能です。制作の主体はあくまでクライアントになります。 - 謝金額に上限がある=初心者にもチャンスあり
重要ポイント。一人の受注者が受け取れる謝金は、150万円が上限です。(依頼主側は1社30万の枠内で依頼)
ということは、一人勝ちが続かない=多くの人にチャンスあり、となります。 - 【以下、実体験での補足】
- 少ないプログラミング経験でも登録できた
これも重要。正直に申請しましたが、大丈夫でした。 案件の審査通過率は高い(と推測)
審査については、丁寧に行えば通過できそう、という感触です。
僕が受注した5件はすべて通過しました。(別の方も審査で落ちたことはないとのこと)
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次は登録方法についてです!
②登録方法について
基本的には、デジタル化応援隊の以下マニュアル(PDF23枚目から)に沿って登録をしていきます。
わりと一般的なフォームになっていて、見た目も整っています。
入力そのもので困ることはあまりないかな、と思います。
補足・注意点
その上で、いくつか補足・注意点を記載いたします。
以下は、公式マニュアルに加筆したものです。
顔写真が必要
アップロードする画像をあらかじめ用意しましょう。
職歴について
「経験が短すぎると、IT専門家としては登録できないかな、、、」と心配していましたが、1年と正直に書いたままでも登録できました。
希望時間単価について
「ここで登録した時給で確定するのかな?」と思っていましたが、あくまで参考の金額でした。
案件に応募するときに時給の入力欄がありますので、この時点では任意の金額を入れましょう。
事務局マッチング希望について
とりあえず「希望する」にしておきます。
注意点:登録種別と、口座について
登録種別(個人か、一人会社/個人事業主)と、謝金の受取のために銀行口座の登録について、注意点があります。
まず登録種別について、画面を転載します。(マニュアルには記載ありません)
振込先に個人口座を使うなら上記で「個人」に、屋号のある口座を使うなら「一人会社/個人事業主」にチェックしてください。
なお、個人事業主が屋号のある口座を登録する場合、提出書類が追加になります。(マニュアルPDF17枚目)
ともあれ、登録種別と口座の種類を統一すればOKです!
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・「一人会社/個人事業主」にして振込先を個人口座にすると、審査NG(再提出)だった、との情報がありました。(2021/5/27)
・さらに、屋号を空欄登録している場合、個人事業用の銀行口座でも(屋号がないため)個人口座として扱われるとのこと。その場合は「個人」にチェックしましょう!
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次に、口座についての注意点です。
まず、マニュアルの抜粋を転載します。
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提出物②:謝金振込先口座情報の写し
• 銀行名、銀行コード、支店名、支店番号、口座種別、口座番号、名義人カナが確認できるようスキャン又は撮影…。
• 通帳のオモテ面と通帳を開いた1、2ページ目の両方が確認できる情報を提出…。
• 電子通帳もしくは当座口座等の理由で紙媒体の通帳がない場合には、電子通帳の画面の画像もしくはキャッシュカードの画像を提出…。
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上記に沿うため、通帳がないネット銀行(楽天銀行など)は注意が必要です。
というのも、僕の場合、「楽天銀行のWebのメイン画面のスクショ」だけ出したら、2週間後「不備があります」と連絡があり、再提出になったためです。
それから3週間後に登録が終わりましたが、すっかり時間をロスしてしまいました。
楽天銀行で上記情報をそろえるには、
・Webサイトの画面3つ(TOP、銀行コード一覧、名義変更画面(カナ名義))
・スマホアプリの画面1つ(スマホでしか「普通」口座と表示されない…!)
をつなぎ合わせるという工夫が必要でした(2020年11月当時)。
ということで、銀行口座の登録に使う画像には必要情報をすべて網羅するようにしましょう!
ひとまずこれで登録申請をしたら、あとは完了まで待つのみです!
次は提案・納品編の記事を作成したいと思います。
お客様に貢献し、実績を積み上げていきましょう!